| | 家は家族と一緒に年を重ねていくもの 美しく年をとる家 この時の流れを設計したい 10年、20年、30年の時を重ねてゆっくり 家族の物になってゆく感覚を味わってほしい 例えば 床のキズ 子供が成長して家を出ていった後 そのキズを見て 幼い頃の わが子を思い出す そんな風景を想像しながら設計してる 柱のキズの背比べ 昔、家の柱には子供の成長が残っていた なぜ 無くなったのだろう ビデオや写真が無かった時代 家は家族を記憶していたのかも知れない だから床はいつも無垢の板を使う とても暖かい床 懐かしい感触 故郷になる家 美しくうつろう家 ずっと愛していける家 自然と寄り添う家 誰かが作った夢をもらうのではなく 隣を横目で覗くのでもなく 自分の生き方としての家 | |